2008年9月30日火曜日

サクラソウ実生苗

画像はサクラソウ(日本桜草)の実生苗です。小さなブナの鉢の居候です。(^^)

今年結実したものから種子をとってまいたものですが、普通なら冬を越して来年の発芽となるところが、すぐに発芽して苗になりました。着実に大きくなりつつあります。大きなものは、来春に咲いてくれたらな、とちょっと期待してます。

交配後、種子の仕分けや保管をいい加減にしてしまったのでよくわからないのですが、実験的にジベレリン処理をした種子があったので、もしかしたらそれらが発芽したのかもしれません。沢山蒔いて、発芽したものはわずかだったので、休眠組(?)の来春の発芽にも期待です。

この鉢には他にもタツタソウやスミレ類、ムスカリ・アズレウムなどの種子もまいてあり、全部発芽したらギュウギュウ詰めになりそうなので^^;、この冬には表土を崩さないようにして鉢増ししようと思っています。

葉のかたちが違う小さな苗は、たぶんミヤコワスレの実生苗だと思います。これも今年結実したのをとりまきしたら発芽したものです。カオスな鉢ですね。。。

2008年9月29日月曜日

サクラソウ近況その二

増し土がかなり多かったので地上には葉が出ていませんでしたが、やはり他の多くのサクラソウと同じように、秋になると発芽してくるようです。来年のための芽?が出来つつあるようです。(写真中の白っぽい塊のようなもの)

変な時期に掘り上げたことが生育や花つきにどのような影響を及ぼすのか?来年に注目です。

あと、他の色々な品種(桜弁の標準化みたいなものや野生種ばかり)もついでに掘り上げて同じプランターに植え込んでしまいました。野生種の赤城山、阿蘇山、城島高原、千葉、岩木山、田島濃紅、田島白、酒野谷、浮間白、飛岳、朝鮮、南阿蘇、そして園芸品種の駒止万才楽、浮間の光、春湖、筑紫の光、以上です。品種はバラバラになってしまいますが、品種ごとに分けて栽培するのが場所的に厳しくなってしまったのが理由です。幸いにも強い品種がほとんどですし、似たような単純な花型のものしか栽培していないので、うまくいけば野生のサクラソウの群生っぽく見えるかなあ、なんて夢想しています。でも、中には淘汰されてしまうものもあるかもしれませんね。数が多いのでかなりギュウギュウの間隔で植えないといけませんでした。

あと、ピンクの花で矮性の‘プルケラ・フミリス’という原種チューリップやムスカリ・アズレウムの球根も実験的に植え込んであります。来春が楽しみです。

サクラソウ近況その一

実に四ヶ月ぶりの記事です!!!
長い間更新をさぼっていました・・・
これからは来春に向けての楽しい園芸シーズンですから、どんどん書いていこうと思います♪

左の写真はこれまでも何度か登場しているサクラソウ野生種‘仙台’の株の様子です。なぜ植え替え・芽分け適期でもない今掘り上げているのかというと、植わっていたプランターにカタクリの球根を植えるためなのです。

カタクリは出来る限り大きな容器で水を多めに、肥料を十分効かせて栽培しないと開花しにくいというので、サクラソウのプランターは適しているのではないかと思ったのです。もちろん場所が足りないので、カタクリの球根の上にはサクラソウの株が鎮座しています^^;
加えて、カタクリは秋植え球根として扱われていますが、秋のかなり早いうちから発根を始めるため、出来る限り早く植える必要があるそうです。そのためサクラソウの植え替えシーズンまで待っていては遅すぎるので、仕方なくサクラソウを掘り上げてカタクリを植え、また植えなおしました。(続く)