2008年11月30日日曜日

サクラソウ(日本桜草)植え替え・芽の出来具合その二

植え替えで掘りあげた株の様子です。
この株は阿蘇です。
やや大きめの芽が三つと、中位の芽が一つ、そして花が咲きそうにない小さな芽が一つあります。
購入したお店の情報によると、阿蘇は強健でよく増えるとのことでしたが、やはりそうなのでしょうか。


次の画像は城島高原です。かなり大きめの芽が二つと、小さい芽が一つあります。阿蘇ほど数は増えていませんが、芽が大きいです。小芽が沢山増えるのではなく、大きめの芽を少数つくるタイプなのかもしれません。


最後は由布岳です。三種類の中で最も芽が小さく、
数もあまり増えていません。根の数も少なく、小さい印象です。

同じ鉢、同じ用土で同じような大きさの芽を植えていますが、性質の違いが見られるようで面白いです。ただ、年によってできばえも違うでしょうから、これからも引き続き比較して調べてみたいなと思います。

サクラソウ(日本桜草)植え替え・芽の出来具合その一

二十六日に、日本桜草の野生種の鉢を一つ、植え替えました。
下の画像はその鉢の早春の様子です。
植わっているのは阿蘇由布岳城島高原という、いずれも九州の野生種です。同じような大きさの芽を一芽ずつ植えてあります。
この三種は花も草姿も非常によく似ています。花はピンクで中輪の広桜弁、茎葉は毛が多い、といった特徴があります。
上の画像は同じ鉢の花期の様子です。
微妙な違いもあり、例えば城島高原は他二種より毛が少なくて全体にやや大柄です。また、地下部の性質にも違いがあるようです。(続く)

2008年11月23日日曜日

オキザリス・ペンタフィラ(Oxalis pentaphylla)

球根性で秋咲きのオキザリス、ペンタフィラです。ポリフィラ(Oxalis polyphylla)という異名もあるようです。

葉は細かく裂けています。蕾が沢山あるのですが、日が当たらないと開かないので、きれいに開いているところを中々見られません。花期は長そうです。

都合で球根の植え付けが遅れてしまい、芽がかなり伸び始めているものを植えつけたのですが、特に問題なく育っています。