これは、プリムラ・ジュリアンの実です。大きく膨らんでいるのがわかります。
私はプリムラ・ジュリアンの中でも淡いピンク色をしたものがすごく好きで、毎年秋から春まで幾つも買ってしまいます。というのも、プリムラ・ジュリアンって、似たような花でも微妙な花色や花型の違い、草姿の違いなどがたいへん多くて、コレクション精神がくすぐられるんですよね^^;お店でたくさん並んでいると、あれもこれもと際限なく欲しくなっちゃいます(*゚.゚)
でも、日本桜草よりも暑さや水切れ、過湿、ハダニやアブラムシ等に弱く、また普通の園芸品種は葉を虫害や乾燥で傷めて失ってしまうとそのまま枯れてしまいやすいですし、販売されている株は長期的な栽培に向かないような土に植えられていることが多くて、そのせいで根が弱ってある日突然消え入るように枯れたりすることもあり、なんだかんだで死亡率の高い植物です(ノ_・。)買って二年目以降のものは、お店で売られているものより草姿が全体的にコンパクトになり、開花も遅くなるみたいです。
気に入った花の中から長柱花と短柱花を選び、交配します。ものにもよりますが、ふつうプリムラ・ジュリアンは放っておいても実がなるのは非常に稀なので、人工授粉をしてやらないと中々種子はとれません。そのうち実が熟してきて茶色っぽくなったら種子がこぼれる前に収穫して、すぐ、あるいは秋に種まきをします。ほんとうは早いうちに種まきをしたほうがよいのですが・・・夏に暑さや乾燥等にちいさな苗がやられてしまいやすいので中々難しいです。去年の秋にも自家採種のプリムラ・ジュリアンの種まきをしたのですが、苗は元気に育っていても、四月二十七日現在花を咲かせるまでには至っておりません。これらの苗や実のこれからの様子はまた随時載せていきたいと思います。
2 件のコメント:
ジュリアンとかポリアンサ(じつは私にはこの2種類が識別できなかったりします)は、手頃な価格で入手しやすい割には夏越しが難しいですね。
我が家でもいろいろと購入しましたが、ここ数年残っているのは青紫の花と白花の2種類だけです。
これは丈夫らしく、毎年少しずつ株が大きくなっています。
試したことはありませんが、山野草の土とかの方が維持しやすいかもしれませんね。
夏の水やりが忙しくなりそうな懸念がありますが・・・
本当、パンジーやビオラほどではないものの、夏越しは難しいです。
色によっても強さに違いがあるみたいですね。今はありませんが、以前は黄色と白が強くて毎年花が咲いていました。ピンクは残念ながらあまり強いほうではないようです・・・(´-`)
山野草の土は以前試したことがありますよ!小鉢では乾燥がひどすぎてとてもコントロールできないので、大き目の鉢を用いるとgoodなようでした。大き目の鉢に山野草の土を合わせて使うと、パンジーやビオラも全日照のベランダに置きっ放しで夏越しできましたよ♪
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