サクラソウ(日本桜草)の野生種、‘仙台’です。
一昨年の暮れ頃にサクラソウの専門店から購入したものです。
桃色で、やや大きめの花が咲きます。
葉は他のサクラソウとくらべて緑が薄く、肥料をガンガン効かせてやっても濃い緑色にはなりません。
家で育てている花のなかでも特にお気に入りです。
これは非常に強健で繁殖力も強いです。
最初の年(平成十九年)は三芽で、そのうち二芽が開花しました。一芽はいつのまにか枯れてしまいましたが、残りの二芽はグングン成長し、普通のサクラソウが葉を枯らしてしまう夏にも元気な葉がたくさん茂っていました。置き場所はベランダのカンカン照りの場所です。花後から真夏、そして秋までずっと置き肥や液肥で肥培しました。肥料をどんどん与えてワサワサ茂るのが面白くて^^;
右の画像は十月頃の様子です。左右の丸っこい葉がサクラソウです。これは夏頃から順次新しく出てきたもので、春の芽出しの頃に出る葉とはやや形が異なります。
奥のほうに見えている小さな三つ葉はどこからかこぼれ種が飛びこんで発芽したワイルドストロベリーです。以前痛んだ実を捨てたことがあるのかもしれません。ちょっと記憶にないのですが^^;サクラソウをよそへ植え替えてしまったあとは、これが鉢の主になりました。
この写真を撮ったしばらく後に植え替えをしたのですが、芽は大小あわせて十七~八芽くらいになっていたでしょうか。八倍から九倍くらいに増えたことになります。植え替えの時は意外と小さい芽が多いような気がして、花がちゃんと咲くのか不安でしたが、今年の春には花茎が十本あがりました。まずまずの開花率といったところでしょうか。
2 件のコメント:
ヌカエビさん、こんばんは。
野生種は芽がよく増えるものが多いようですね。
この‘仙台’は画像を拝見すると花弁の幅が広いようで、昔の園芸品種の原点はこのような花だったのかなという印象を受けますね。
ワイルドストロベリーは実を収穫しないでおくと種子がこぼれ落ちて実生苗がいっぱい生えてきますよね。
くまさん、おはようございます!
ようこそお越し下さいました^^
この品種は購入した店のカタログにも強健で増殖すると記載されていましたが、まさにその通りだったようです(笑)
同じ時に購入した他の野生種では、花が一つも咲かないものや、花後早々に枯れてしまうものなどもありましたので、やはり性質の強弱なども多種多様なようです。私は個人的には花弁が幅広なのが好きなので、これは好きな花型です。
これからも、本には載っていないような、栽培者の「生の」情報をどんどん発信していきたいと思っています。どんどん更新していきますので、いつでもいらして下さいね^^これからも宜しくお願いします!
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