2008年4月28日月曜日
サクラソウ野生種三種第二回
今年購入したサクラソウ(日本桜草)の野生種を三種類ご紹介します!!(^^)ノ
以前に載せたものとは別のものです。
左は山野草店で「野桜草」と称して売られていたもの。野生種でしょう。茎葉がかなり毛深くて、花も含めて‘南阿蘇’とよく似ています。が、決定的な違いは、‘南阿蘇’が長柱花であるのに対し、こちらは短柱花であること。うちの日本桜草は短柱花が少ないので、購入後さっそく花粉をとって交配に使いました。
右は‘北海道赤’。ラベルの説明によると、芽出しが遅いそうです。きっと寒い気候に適応しているのですね♪写真では正確な色が出ないのですが、実物はこの画像よりかなり濃い紅色です。小輪ですが、パッチリとした印象のとても可愛らしい花です
左下は‘朝鮮’。これは日本国内ではなく朝鮮半島の野生種でしょうか?北朝鮮産か韓国産かさえ明らかではありませんが・・・^^;某サクラソウ本に載っている野生種‘韓国産’の写真とは特徴が全く異なります。
朝鮮半島や中国東北部、東シベリアなどにもサクラソウは自生しているそうで・・・是非自生地を見て回ってみたいですねぇ~(^_^)これも実物は写真より濃い紅色ですが、植え替え後にあまり調子が良くなかったので日陰で養生させており、花色は薄くなっています。これは本調子になってからの花はさぞ素晴らしいだろうなと思う花です。来年はもっと良い花を咲かせたいです。
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2 件のコメント:
ヌカエビさん、こんばんは。
野生種も産地によって花色や花形に違いがあって、集めると楽しそうですね。
深くはまり込んでしまいそうで、ちょっと恐ろしいですが(^_^;)
花を眺めているだけでは長柱花と短柱花の違いはあまり気になりませんが、交配するとなると重要ですね。
我が家にある品種を見ると、絞りの花と小輪の花は短柱花ばかり揃っていたりします。
交配を手がけていると、その点も考えて品種集めをする必要がありそうですね。
ほんと、野生種も奥が深いです。
今年は一気に栽培数を増やしたおかげで、我が家の植物置き場の残り面積は危機的な状況になっちゃいました(汗)
見るといくらでも集めたくなってしまって・・・深くはまりこんじゃってますね(^^;)
特定の好きなタイプの品種を多く集めると長柱花、あるいは短柱花に偏りやすいですね。私のところはくまさんとは逆に長柱花が圧倒的に多くて、交配の片方の親には少ししか選択肢がありません。ちょっと考えてみないといけません。
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