野生種‘仙台’の画像です。
中央に赤いものが見えていますが、これは新しい根茎です。サクラソウ(日本桜草)は花が終わるか終わらないかのうちに、地中で来年のための新しい根茎がどんどん成長しはじめ、それが次第に地表に現れてくるようになります。
これを放置すると生育に非常に悪い影響があり、最悪の場合来年のための芽がきちんとできずに枯れてしまいます。この赤い部分に土を少し被せて埋めてやらなければなりません。これを「増し土」といい、日本桜草の栽培では最も重要で、絶対に欠かすことのできない作業です。
若い葉が埋もれてしまわないよう、赤い部分がうっすら隠れる程度に土を被せ、あとはまた赤い部分が現れてくるごとに随時増し土を行うのがよいやり方です。しかしあまり度々やるのも大変ですので、一度や二度で済ませてしまってもよいようです。
4 件のコメント:
ヌカエビさん、こんばんは。
我が家で栽培を始めた頃は増し土が必要だとは知らず、何年目かに花が咲かなかった年があったのですが、根茎を見てここから蕾が出てくるのかと勘違いしたことがあります(^_^;)
私は最近、葉柄が短いものを除いて一度に増し土を1.5~2cm程度してしまい、多くの鉢は一度で済ませています。
私の栽培品種では、これでも特に問題は無さそうです。
近年は気温が高くなりやすいためか、葉が枯れるのが早い株が見られるようになったので、早めに増し土するようにしていて、今日で開花鉢の作業はほぼ終わりました。
前は花が終わってからでも良かったのですがね。
なんだかごめんなさい。
おかしなことをしてしまいました^^;
増し土がこんなに早くからだとは知りませんでした。昨年は葉が枯れそうになった頃にしていましたし、それまでは知識が無かったので根が出ていてもそのままの状態でした。よく枯れずに居たものだと感心しています(^^ゞ
注意してみてあげないと駄目なんですね!
くまさん、トモさん、こんばんは!
>くまさん
増し土をする時は変に腰をかがめていて疲れてしまいますし、葉や茎、花を傷つけないよう神経を使うので、できればあまり何度もしたくはないですね^^;くまさんのところでは多くが一度で済んでいるとのことで、私も今年は一度に被せる土の量を増やしてみようと思います。
>トモさん
このブログはちょっと変というか、使いにくいところがありますよね^^;
桜草の育ち具合によっても増し土が必要になる時期は変わってきますから、一概には言えませんね~(^^;)ただ、葉が大きく数も多く茂りだすと、赤い部分が陰になって見逃してしまいやすいですから、そこには注意してやって下さいね!
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