2008年5月4日日曜日

スイレン(Nymphaea candida)ほか、いろいろ居るプランター

私が育てている草花(日本桜草、睡蓮、山野草、その他色々)・・・とトップに書いているのに、睡蓮は今まで出番がありませんでした^^;長い間成長していなかったので・・・

写真に写っている、切れ込みのある丸い葉が睡蓮です。この睡蓮は園芸品種ではなく、Nymphaea candidaという耐寒性睡蓮の野生種です。真っ白の花が咲きます。これは確か三年目ですが、去年は十輪ほど咲いたでしょうか。暑さにはあまり強くないらしく、肥料がきちんと効いていても真夏には花が全く咲かなくなり、新しい葉がところどころ黒く死んだ状態で出てくるようになります。若い葉には薄~く赤い斑が入りますがすぐに消えてしまいます。

鉢に植えたものを沈めるのではなく、大きいプランターの穴に栓をして底に土を敷き、そこに直接植え込んでいます。こういう植え方をすると睡蓮は葉が巨大化しやすいそうですが、これはあまり大きくはなりません。
Nymphaea candidaはやや小型の野生種だそうで、だからでしょうか。他の耐寒性睡蓮の野生種であるNymphaea albaやNymphaea odorataなどと比べても、コンパクトな印象です。置き場所が狭いので、あまり大きくなられては困るということもあり、うれしいところです。既に蕾がふたつほどあり、咲くのを楽しみにしています。

周囲にある水生植物は、コウキヤガラ、ガシャモク、ヒメホタルイ、カキツバタ、水生ワスレナグサ、マツモ、ゴクヒメガマ、ミズギク、ウキクサ、ネジレモ、ヒロハノエビモ、アカウキクサ、イネ、名前のわからないガガブタの仲間、ウィローモス、ウキゴケ、シラサギカヤツリ、セリ、正体不明の水中に生えるゼニゴケ・・・などなどです。あまりにも色々あるのでジャングルみたいなカオスな感じになっています^^;でも、こんな雑然としたのも面白くて大好きです。動物では青メダカ、ヒメタニシ、モノアラガイ、ミズムシ、マシジミ、ミナミヌマエビ、ミジンコ・・・などが居ます。そろそろ仔メダカがちょろちょろと現れはじめました。

2 件のコメント:

くま さんのコメント...

水生植物って魅力的ですよね。
涼しげな感じで夏には特に良い感じです。
我が家にも名無しの睡蓮がありますが、植え替えが面倒に感じてしまい、放ったらかしなので、花が咲かない年もあったりします(^^ゞ

自然風で素敵な寄せ植えですね~
ゼニゴケが水中にも生えるとは・・・恐るべき生命力ですね(普通のゼニゴケとは違うのでしょうか?)。

ヌカエビ さんのコメント...

これからの季節はウォーターガーデンが楽しいんですよ~。近年はホームセンターでも夏になると水生植物が沢山売られていますし、一昔前では考えられないほどメジャーになりました。

睡蓮は生かしておくだけなら簡単ですけど、花は中々咲きにくかったりしますよね。私も花を多く咲かせるにはどうすればよいのか研究中です。

水中のゼニゴケですが、熱帯魚のお店でゼニゴケspと称して水草として販売されていたものなので、普通のではないようです。見た目も半透明の濃い緑色で海草みたいな雰囲気なんですよ。真冬も屋外に出しっぱなしで越冬です^^;