画像はサクラソウ(日本桜草)の野生種の白花、‘田島白’と‘浮間白’です。上が‘田島白’、下が‘浮間白’です。
元あった自生地が近いからでしょうか、花や草姿はものすごくよく似ていて、私には違いがわかりません。我が家のサクラソウの中でこの二種はダントツのそっくりさんです。
サクラソウは野生種も非常にバリエーションに富んでいて、花だけでも花色、花びらの幅、花期、咲き方、大きさ・・・などなど、無数に違いがあるのですが、野生種の「白花」は私の知る限りではあまり大きな変異がなくて似たようなものが多いような気がしています。とはいえ、私が知っているのは本当にわずかなものなので、実際はそうでもないかもしれませんね。
以前記事にしたサクラソウ野生種三種の‘飛岳’も野生種の白花ですが、やはり花はそっくりです。草姿はやや異なりますが。
2 件のコメント:
白花の野生種というのも清楚な感じで魅力的ですね。
桃色や紅色の花は、たとえ微妙ではあっても色の違いがあるものも多いので、まだ見分けやすいですね、白花と比べれば。
今年展示会を見に行ったときに白花の野生種を5種ほど写真を撮ってきたので、その画像を改めて見てみると、全て雌しべの柱頭が見えるので、長柱花らしいという事に気付きました。
紅色とか桃色の野生種には、短柱花のものもありましたので、白花は長柱花が多いとか、あるんでしょうかね。
我が家にある白花平咲き園芸品種の‘唐船’‘月の都’‘雪車’も長柱花(正確には雪車は分類上は僅長柱花)でした。
白花は長柱花が多いというのはもしかするとあるかもしれませんね。うちの‘田島白’と‘浮間白’、‘飛岳’も全て長柱花なんですよ。花のタイプによって花柱に偏りがあるように感じています。例えば、うちにあるもののうち、色が桃色かつ花の幅が広いという特徴を併せ持つ似たようなものに‘仙台’、‘阿蘇’、‘由布岳’、‘城島高原’、‘筑紫の光’、‘浮間の光’、などがありますが、これらはいずれも長柱花なんですよ。
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